子どもが授業中にそわそわ落ち着かない。低学年に多いそわそわ型の治し方

子どもに集中力をつけさせたいなら朝の散歩が1番です

小学校に上がった頃に発見されやすいそわそわ型。

授業参観で見に行くと

席を立ったり

むずむず、ぐにゃぐにゃ。

隣の子にちょっかいを出したり。

「きちんと座りなさい!!」

 

となった経験がある方も多いと思います。

実際、私もこの件で良く相談されます。

その時、お答えしているのが

「朝の散歩」です

そもそも、そわそわ型は本人のやる気とか

根性論ではありません。

好奇心旺盛な脳が原因で起こる事なのです。

好奇心旺盛・・

いいじゃない。

 

そうですね。好奇心は良い事です。

しかし、小学校に上がる頃に求められるのは

「好奇心+抑制力(場面に応じて抑える力)」

なのです。と例えば乳幼児は好奇心120%で構いません。

何でも口に入れ、ぶつけて音を鳴らす

それが褒められたのに、7歳頃からは抑制力が求められるので

戸惑います。

 

それが1年生ごろの低学年なのです。

散歩はなぜ良いのか

先ほど、脳の問題と言いましたが、それは前頭葉といって頭で言うとおでこの方です。

前頭葉は理性、抑制、感情などをコントロールする場所です。

 

その前頭葉の働きを促進させるホルモンの1つが「セロトニン」です。

聞いた事がある人もいるかもしれません。

このセロトニン不足が子どもの授業を邪魔しているのです。

セロトニンは朝日を浴びる事で増える事が証明されています。

更に体内時計をリセットさせる事で

能率的な頭の働きをサポートします。

 

もちろん大人にも有効です。

MabelAmber / Pixabay

そして、セロトニンを増やす方法のもう一つは

「運動です」

よって朝の散歩は最強なんです。

 

1番良いのはリズムに乗りながら。

なので、少しスキップなんか試すと

更にセロトニン倍増です。

早寝になるので早起き出来る

朝の散歩による太陽の力はそれだけにとどまりません。

太陽を浴びて14時間後頃から眠りホルモンが出ます。

6時に太陽を浴びると20時頃から眠くなる。

 

早寝早起き習慣の始まりです。

高学年になると勉強量が増えたりと20時すぎに眠るのは難しいかもしれません。

しかし、低学年のうちは早寝はメリットしかありません。

睡眠と学力の関係

昔から「寝る子は育つ」と言いますが、それは身体的な発達に限った事ではありません。

 

文科省の調査においても、学力の高い子と睡眠が取れている子は比例しています。

そして、その「睡眠時間」に付け加えるなら「睡眠の質」です。

 

スマホやテレビの強い光は眠りの質を悪くする。

それは周知に事実かと思いますが

更に言えば室内が明るすぎるのです。

日本の家は特に証明が明るすぎます。

 

より良い睡眠を促す為には

20時頃からは証明は落としていきましょう。

テストや試合で成果を出せるかは前日の朝で全て決まります。令和の常識医学

「暗いとこで本を読むと目が悪くなる」はウソ?

ウソというと極端ですが

科学的根拠は一切ない

 

それが現時点での回答です。

しかし、距離は関係ありそうです。

近くから読む事を長時間続けると

目の疲労で視力低下。

暗くなると近づきがちですので

そのように伝えられたのかもしれませんね。

 

ちなみに私は昔から少し暗い中で本を読みますが

視力に全く問題はありません。

※暗い中のスマホはNGですよ。

 

小児うつ病の症状、予防

小児にもうつ病があるんですか?そういった声が多くまだまだ周知されていないのが現状です。一般的に大人と症状は似ています。

例えば

・睡眠不足

・食欲減退

・意欲の喪失

・物事に関心がない

・キレやすい

などがあります。

 

原因としては学校での友達や教師との関係悪化。

家族間では弟妹が産まれた、親との関係

近親者の死別(ペット含む)

などがあります。

これらは複合的に症状が出る事がありますが

マストで出る症状は

「眠れない」

です。

これが出たら黄信号です。

 

もっと言えば、うつ病→眠れない

はもちろんですが、眠れない↪うつ病

もあるのです。

 

それほどに睡眠は大事なキーワードです。

経験あると思いますが本来、子どもは寝つきが良いです。

眠れないのは何かしら問題が起きていると考えてよいのです。

小児うつ病の対処法は?

「朝の散歩です」

デジャブ・・

いや、説明してきたように朝の散歩は睡眠と深い関係にあります。

そして、朝の散歩に行く事で子どもは自ら普段、話せない事まで話す事があります。

家では言えない事も散歩中に

「最近どう?」

って聞くと

「うーーん」

と言って話し始める事は良くある事です。

 

小児うつ病の多くはコミュニケーションで予防、治療が出来ます。

何気なく手でも繋いでみましょう。

 

親に触れられて嫌いな子どもはいないはずです。

naobim / Pixabay

そわそわ型にさせない習い事

武道系の習い事は「内観」といって自分自身を俯瞰(ふかん)(外から客観的に)で見る事が出来ます。

自分との戦いというと分かりやすいでしょうか。

 

そのように精神的に鍛練されるので、そわそわ型は少なくなる傾向にあります。

しかし、1番は幼少期から規則正しい生活を送る。

それが1番だと思います。

そわそわ型の多くは

土日は起きるのが遅く

朝の9時まで寝てる

もしくわ、それ以上に起きない。

 

これが多い特徴なんです。

 

保育園や幼稚園が休みだからと前日の夜更かし

土日には起きるのが遅い

そういった習慣はそわそわ型になってしまいます。

頭の良い子(大人)に共通しているたった1つの能力。オキコソ

 

キーワード:小学校 1年生 落ち着きがない 授業中 2年生 席を立つ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です