中学受験に向いている子の特徴。共通しているのは1つ。令和の常識子育て

はいさい

オキコソ(おきなわ子育て大学)です

今日は「中学受験に向いている子の特徴」などを書いていきたいと思います。

以下の3つに当てはまる方に書いた記事となっております。

・子どもの教育に興味がある

・中学受験も視野に入れている

・オキコソの記事が好きだ(笑)

では、いきます。

中学受験した方がいい子

一言で言うと「自律心の強い子」です。

例えば、学校の準備や宿題などを自分で計画性を持って向き合える子。

そして、整理整頓の出来る子も共通している特徴でしょう。

ちなみに、そういう子は時に空気を読みません。

例えば、みんなが遊んでいるそばで、読書や工作をしています。

その子にとっては、それをやると決めていたからです。

よく、頭の良い子は変わり者とか、人と少し違うといいますが

自分が今、何をすべきかを分かっている子が多いと思います。

とはいえ、4年生ぐらいまでは、片付けも下手だし、周りに流される事も多いでしょう。

よって、見極めは5年生の夏休み明けで良いでしょう。

 

5年生の夏休みの計画を自分で立てる事が出来たり、整理整頓や今後の予定などを

自分で把握出来るようになれば中学受験に向いていて、更にその後の伸びも期待出来ます。

5年生の夏頃にそれらが備わっていれば検討してもいいと思います。

もちろん、その時点でも成績は平均よりは上にいないといけないとは思います。

私立中学は授業の進度も早く、授業についていけない子のケアは行き届きにくいものです。

なので、自ら学び克服していく地力が無いとついていけません。

それらの能力を最初から持ち合わせている特殊な子もいるでしょう。

しかし、それらは家庭環境で作られる事が主です。

その方法を次の章で書いていきます。

rawpixel / Pixabay

自律心の高い子を育てる方法

自律心は家庭で育まれるものです。

自律心の高い子は自己肯定感の強いというもの分かっています。

親が出来る事は先ず、褒め方を学ぶ事です。

科学的に立証された褒め方の方法は下の記事にあります。

子どもの褒め方。賢い子を育てたいのなら、その褒め方はすぐにやめなさい。

記事にあるように、褒める時は

「結果を褒めない」

「過程を褒める」

これを徹底する必要があります。

結果が出た時はどうします?

と質問される方が多いですが

もちろん、結果が出たら褒めます。

例えばテストで100点を取ったら

「100点すごいね」

ではなく、「毎日、頑張っていたから100点取れたね」

と褒め方を工夫する事です。

結果だけを褒めるとどうなるか?

諦めが早い子になってしまいます。

例えば、テストの途中でどうしても分からない問題があった時。

(もう100点は取れない・・95点も90点もどっちでもいいや)

と言ったように「100点」という結果だけを意識するようになるのです。

最悪の場合、100点を取る為にアウトな方法を選択してしまいます。

安心出来る環境を整える

子どもは親を信頼し、家庭の居心地が良い事で外部への好奇心や探求心を創造します。

その為に出来る事はいくつかあります。

・家を掃除する

・学校の出来事や友達の事について聞く

・手料理を作る

・早寝早起きの習慣を作る

これらを詳しく見ていきましょう。

家を掃除する

そもそも、自宅が汚いのに子どもに整理整頓は言えません。自宅が古かったり、構造的な事もあるでしょう。

それでも、整理して綺麗にする努力は出来ます。

そして、不必要な物を断捨離する習慣をつけましょう。

私は小学校、中学校と教員をしている友人たちがいます。

彼らに言わせると、学力の低い子の特徴として

共通しているのは

自宅に物が多い事&家が片付いていない

だそうです。

親の学歴や年収よりも、そういった環境を作ってしまう事が影響している印象だそうです。

ある家庭では、トイレットペーパーや洗剤などの日用品で部屋が埋まる程だったそうです。

安い時に買いだめ・・

理解は出来ますが節度が肝要かと思います。

学校の出来事や友達の事を聞く

子どもは親に興味を持たれる事が大好きです。

忙しくて時間を取れない親御さんも多いでしょう。

しかし、毎日の5分でもいいので

「学校はどう?」

「最近は誰と遊んでる?」

「学校で流行っている遊びは?」

など声掛けしてみましょう。

これでもかと話してくれるでしょう。

有効なのはお手伝い中に聞く事です。

子どもの国語力を伸ばす。お金をかけない効果的な手段 令和の常識子育て

手料理を作る

子どもは少なからず外食は好きです。

しかし、自宅で食べる習慣はやはり大事です。

子どもにとって料理は魔法です。

1つ1つの食材が料理に代わっていく過程は大人にとっては当たり前です。

しかし、子どもに取ってはカレーにしたって

野菜を切って、固い物が柔らかくなり、更には色がついて風味も変わる。

まるで魔法なのです。

Janson_G / Pixabay

それを実践する親は尊敬の対象になります。

学力の高い子の特徴の一つに

「親を尊敬している(好き)」

があります。

そして上の記事にも書きましたが料理は勉強に非常に有効なメソッドです。

例えば、水を200cc、大根を半分にして、お肉は10等分に切って。

など、算数で習う単位の宝庫です。

物体を立体的に捉える能力も鍛える事が出来ます。

料理のお手伝いは最強です。

早寝早起きをする

早寝早起きは大切な事は分かりますよね?

え?本当に分かってますか?

みんなが何となく理解している早寝早起きを記事にしたのがこれです

子どもが授業中にそわそわ落ち着かない。低学年に多いそわそわ型の治し方

 

中学受験をしないメリット

さて、ここまでは中学受験に向いている子や、そのような子にする方法を書いてきました。

逆説的にではないですが、そもそも受験しないメリットをお伝えしましょう。

中学受験したほうがいい子の特徴を持ち合わせていない子でも中学受験に成功する人はいるでしょう。

でも、受験に合格したからと一喜一憂は出来ません。

先に述べたような能力が備わっていないと中学受験での進学後につまづく事が多いからです。

逆にそれらが備わっていないのなら、公立中学を選ぶべきです。

中学で自立心や自尊心が成長する事は往々にしてあります。

ただ、中学受験での進学はそれらを成長する時間が少ないのです。

実際、肌感覚でも中学受験組も学校で平均以上の人はその後も伸び率は高く

そうでない人は伸び悩んでいる事が多いです。

そして、公立中学で部活に熱中しても、高校、大学と進む中で受験組を追い越す事は良くある事だと思います。

兄弟でも個性を見て判断するべき

以上の理由から、兄弟においても成績だけでなく、自分から動ける子とそうでない子とで中学受験は考えるべきです。

中学受験で入学した子は本人の意思とは無関係に走るレーンに乗せられます。

準備が出来ていない状態でそのレーンに乗ると脱線してしまいます。

スピードに個人差はありますが、上で述べたような対応を家庭で行う事で子どもの

自立心

自尊心

自己肯定感は高まります。

塾や習い事は今や必須となってきました。

しかし、それ以上に家庭での取り組みが重要視されるべきでしょう。

中学・高校・大学は通過点に過ぎません。

長期的に伸び続ける人が育つ環境を整えましょう

それでも中学受験を目指すならやっておく対策

6年生までの漢字と算数を6年の春には習得しておく。

具体的には算数は面積や体積の求め方や分数÷分数などです。

6年生では中学受験の過去問を中心に学ぶ必要があります。

よって、学校で新しい知識を入れるのは極力避ける為に

習う分野を先に習得させて、過去問に注力するべきです。

しかし、躓く点があるのなら躊躇なく前の学年に戻りましょう。

その躓きは必ず後に響いています。

分かりやすいのは掛け算九九です。

2年生で習う掛け算九九が不十分だと、その後の算数は全てに響いてきます。

大事な基礎となる掛け算九九は時間をかけてでも完璧(スラっと言える)にしましょう。

中学受験をする子は学習塾への通学率が高いです。

しかし一定数無塾の子がいるのも事実です。

その子らの自律心は更に高いのかもしれません。

通塾しないなら書店に過去問集が置いてあるので活用しましょう。

※沖縄で言うと球陽中学・開邦中学用に過去5年分で売っています。

 

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