テストや試合で結果を出したい。前日にアレをする事で結果を出せます。令和の常識医学

テストや試合で成果を出せる人は太陽を浴びています

え?どういうこと?

と思うかもしれません。

怪しい話ではありません、科学的に説明していきますね。

先ず、テストや試合(以下イベントと言う)で成果を出す為にみんなが必ずやっている事

やりたい事は何ですか?

答えは一つ「睡眠」です。

そうですよね、翌日に備え早く眠りたい・・

眠れない・・。

恐らく、ほとんどの人がこれを経験しているでしょう。

遠足の前日も同じですね。

これ年々、影響が出てくるのです。

低学年のうちは、何をしても眠れたりします。

 

なぜ朝に太陽を浴びると眠れるの?

メラトニンという言葉を聞いた事ありますか?

メラトニンとは脳の松果体(しょうかたい)というところから出てホルモンで

別名「睡眠ホルモン」と呼ばれています。

メラトニンは朝は少なく夜に多く出ます。

メラトニンの放出がピークになるころ、人は眠くなるのです。

そして、メラトニンが出る条件は紫外線を浴びて約15時間後にピークになる事が分かっています。

それを利用して、イベント前日の朝6時に紫外線を浴びると夜の9時頃、眠くなるのです。

ddimitrova / Pixabay

睡眠のステージも変わります

メラトニンがピーク時にスムーズに睡眠に入ると睡眠の質が良くなる事も分かっています。

睡眠にはステージが4段階あり、眠りが深くなるごとに数字が上がります。

(深い眠りは4レベル)

大人になるにつれ4レベルが引き出されなくなります。

メラトニンの放出が加齢により減少するからです。

ちなみに赤ちゃんはほぼ4レベルです。

昔より小さな物音に起きるようになったと感じるあなたはメラトニンが減っているのです。

出張などでホテルに泊まると部屋が暗いですよね。

スイッチが多い割には間接照明ばかりで明るくならない。

あれ、良質な睡眠の為に考えられているのです。

Engin_Akyurt / Pixabay

他に気を付けることは

これは有名かもしれませんが寝る前のスマホですね。

スマホの強い光は目から脳で処理され先ほどの松果体にメラトニンを少なくするよう指示をしてしまいます。

それにより寝つきが悪い、寝ても朝がスッキリしないのです。

そして、メラトニンの作用に体温を下げるというのがあります。

人は体温が下がる過程で眠くなります。

よって、入浴は眠る1時間以内に入るのがベストです。

※明日、早く起きないといけなくて読んでいる今が夜ならば・・

悲しいですが画面を閉じてください。

最後まで読んでほしいですが仕方ありません。

スマホを閉じて眠りましょう。

後半は紫外線やら皮膚がんの話です。

あなたが早起きするには関係ありません。

でも、また昼にでも戻ってきてください。

他の記事もありますから。

食べたら眠くなるから、眠る直前に夕飯をすませる?

確かに食べると眠くなりますよね。

満腹と睡眠で幸せな気分になりがちですが、それもダメです。

胃に食べ物が多いと処理に追われて眠りの質は悪くなります。

よって、子どもを9時に寝かせたいのなら、7時に夕飯、8時に風呂。

8時以降は家の照明は少し落としてメラトニンのピークを9時に持ってくる。

これで翌朝、スッキリ。

雨や曇りの日はどうする

問題ありません。

雨や曇りの日でも紫外線は届いています。

メラトニンを出したいなら肌を出しましょう。紫外線は衣服や窓ガラスを通さない。

紫外線は直接あたらないと意味をなしません。

衣服の上からは届かないので、肌を出す。

分かりやすいのが悟空が元気玉を作るときのポーズです。

手のひらなど、肌の白い部分が吸収率が高いので効果的にメラトニンを出したいのなら元気玉です。

紫外線は「悪」という一人歩き

どうにか紫外線を避けるために、UVカットや日焼け止めなど、近年は美白ブームです。

しかし、それと引き換えに乳幼児に「くる病」が増えてきた事実があります。

くる病とはビタミンD欠乏により骨の成長が阻害される病気です。

歩き始めの赤ちゃんが体重を支え切れずにO脚になるなどして発見されることが多いのですが、

日本で増えたのは戦後間もない頃で栄養が明らかに不足していた時代にあった病気です。

近年、また出てきた原因は過度な紫外線拒否にあると言われています。

紫外線の種類は3つ

波長の長さでUVA、UVB、UVCとあります。簡単に説明します。

UVA

一番波長が長く地表に多く届いている。

波長の長さと強さは反比例するので、威力としては一番弱いのが特徴。

ビタミンD生成には効果がなく、皮膚の中に到達するので、皮膚の細胞を傷つけることでお肌が汚くなる原因の一つ。

UVB

ビタミンDの生成を促す。

その一方で威力が強いので、海での日焼け、発赤など長時間当たりすぎるのも良くない。

UVC

オゾン層や大気で吸収されて地表に届くことはない。

波長が一番短く威力は最強。

最近、図書館においてある消毒ボックスはこれを使用している。

Larisa-K / Pixabay

日焼けサロンに通う人が骨粗鬆症という矛盾

日焼けサロンの機会は人工的にUVAだけを照射しているのでビタミンDの生成は行われない。

ビタミンDの生成を促すのは紫外線の中でもUV-Bです。

日焼けサロンは人工的にUVAだけを照射しているので、ビタミンDは生成されません。

皮膚がんは希少がんであるという事実

皮膚がんって身近というか良く耳にすると思いませんか?

でも、日本人のがんのランキングではランク外というか希少な部類なんです。

大腸、肺、乳、子宮、前立腺などに比べると非常に稀です。

そこの対策をしたほうがコスパは良いのです。

では、なぜ皮膚がんが有名か。

恐らくテレビの影響でしょう。

メラノーマ(悪性黒色腫)が紹介されてから、ほくろやシミを見つけると皮膚がんだ、メラノーマだと皮膚科に走る人が増えました。

皮膚科の開業医に話を聞いた事がありますが

「大学病院時代には少し見た事があるけど、開業して20年、まだ見た事はないです」

との事。

ただ、テレビの影響で見せに来る人は増えたと。

試合やテストで成果を出す為のまとめ

・前日の朝は早起きして日光浴をしましょう

・夜は証明を落としスマホの使用も減らしましょう

・食事と入浴は眠る数時間前に済ませましょう

 

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