子どもの将来の職業。残念ながら、あなたがついて欲しい職業につくことはありません。

現在、小学生以下の子の65%は今、存在しない職業につきます。

ダボス会議というものをご存じですか?

フリーメーソン、イルミナティ、秘密結社

・・いや違います。

スイスのダボスという地域で行われる世界の有識者が集まって世界の未来や問題についてなどを話し合う会議です。

そこで今までのデータや現状の状況などを数値化して、

「今の子どもが今は存在しない職業につく可能性は65%」という数字が出たのです。

stux / Pixabay

ダボス会議の出席者はどんな人

各国から選出された約2500人の知識人、公人、経営者、学者、俳優、スポーツ選手などです。

有名なところではトランプ大統領やカルロスゴーン、ビルゲイツ、日本の総理大臣などですが、

必ずしも国のトップが参加しているわけではなく、以外と国のトップの参加率は低く、2019年はトランプさんは欠席しましたね。

俳優の渡辺謙さんやサッカーの中田英寿さんなど、イメージとしてはグローバルに活躍している方が選出されるようです。

crystal710 / Pixabay

子どもの職業という未来の事がなぜ言い切れる

まあ、未来仮説なので、もちろん、そうなるかは分かりません。

しかし、充分に可能性はあります。

ダボス会議や65%という数字は聞いた事が無くてもAI化で仕事が無くなる職業は聞いた事があるのではないでしょうか。

例えばオックスフォード大学が発表した1例は

スポーツの審判、銀行員、電話オペレーター、レジ係、保険や融資などの審査担当者、

ネイリスト、集金人、パラリーガル、受付、彫刻師、カメラや時計の修理士、簿記や会計係、測量士、塗装工、内装業

・・・などなど

消えた職業

確かに考えてみると、既に無い職業や機械化されつつある職業がありますよね。

スーパーのレジやガソリンスタンド、駅の改札員も機械化されつつありますよね。

紙芝居屋さんなんか見た事ないですが昔は存在したんですよね

(エレベーターガールもか)

細かいところでは、国会の速記士。

国会の答弁を一字一句、書いていく筆記体を見た事ありますか?

記号や曲線で文字を表していく。

例えば、「日本」という言葉は「=」で表すそうです。

聞き取る集中力と速記力、物凄い能力と思いますが2006年あたりに速記士の学校が閉鎖。

それ以降は新しい速記士は生まれなくなりましたね。

確かにボイスレコーダーで代用が出来ますもんね。

rawpixel / Pixabay

生まれた職業

代表的なのがユーチューバーですかね。

10年前は無かったですよね。

ブロガー、アフィリエイター、eスポーツ(ゲームのプロ)。

考え方が極端ですが「20年前なら遊んでないで勉強しなさい」と言われたような事がお金になってますよね。

少し話がずれますが、最近、代行業が話題というか、家族のフリをする

「家族代行業」「墓参り代行業」などなどは知ってましたが、

最近見かけて目を疑ったのが「88か所巡礼代行業」四国遍路です。

まあ出来た背景など理解していないので否定も肯定もしませんが、「驚きました」とだけ書いておきます。

oadtz / Pixabay

AI化する職業に現在ついている人は無能で無くならない職業の人が優秀か

こういう話が出た時に必ず話題に出て矢面に立たされるのは

「君の職業は将来無くなるような職業だ」

と不毛な攻撃が始まる事があるが、全く関係ない。

機械化されて行く中でその人の立ち位置も変化していくからだ。

急に無職になんてならない。ダーウィンの進化論に習うのが分かりやすい。

「強いものが生き残るわけではない、変化に対応できるものが生き残る」

機械化される業務に漫然とこなす人は機会に仕事を奪われ、

そうでない人は機械化を上手く使い効率化した仕事が出来るようになるだろう。

Free-Photos / Pixabay

小学校でもプログラミングが必修科目に。

ご存じのようにプログラミングが2020年から小学校でも必修化されますよね。

プログラミングを簡単に説明すると、ロボットやドローンなどに

「前にすすめ」「右に90°回転」「前にすすめ」「360°回転」

などプログラムを入力して、指示通りに動かすものですね。

プログラマーは以前から存在しますが、将来のAI化に伴い小学校での必修化になりました。

イベントなどで無料体験が出来る事も多いので体験している子も多いかと思います。

※スマホにも無料アプリがあるので雰囲気を感じたい人は試しにダウンロードするといいでしょう。

習い事はプログラミング教室1択にする必要はない

AI化を聞くと、「そろばんなんか原始的だから意味がない」

「国語や算数の勉強なんて意味が無い」

と思う人がいるのですが

現在、プログラミングが出来る人が国語や算数が得意かと聞かれると答えに困りますが、

今後、プログラミング能力が必須になってきたときに、求められるのは数学の知識、国語での読解力、発想力だと思います。

必修化といっても、最初は非常に簡単なレベルから始めます。

スマホを触れる現代っ子なら、プログラミング塾に通っていないからといって、落ちこぼれになるとは考えにくいです。

今の習い事に目的を見出せるなら、安直にプログラミング塾に変更なんてしないほうが柔軟で優秀な子になると私は思います

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です