子どもの中耳炎 意外な犯人。9割が分からない中耳炎の原因。令和の常識医学

中耳炎の意外な犯人それはタバコです。

耳管機能不全(じかんきのうふぜん)。

聞きなれない言葉ですね。

ご存じの通り、タバコの煙には数千種類の有害物質があります。

 

その煙が耳の粘膜を腫れさせたり、粘膜の働きを弱めてしまい中耳炎になることがあります。

中耳炎になる大人は喫煙者で子どもの場合は親が喫煙者というパターンがあります。

タバコの煙が直接かからなくても、喫煙直後の息には有害物質が多く含まれています。

よって、どうしても禁煙できない場合は手洗い、うがいをして子どもに接するようにしましょう

(愛煙家さん耳が痛くてすいません。中耳炎だけに・・)

Myriams-Fotos / Pixabay

他に中耳炎予防策はありますか?

何らかの細菌やウイルス感染で引き起こすことが主で風邪の後になる人が多いですね。

 

なので、中耳炎予防は風邪予防といっても良いと思います。

例えば予防接種(インフルエンザ、肺炎球菌)。

そして、鼻をすする子がなりやすく、重症化しやすいです。

しっかりと鼻汁を出す習慣をつけましょう。

疲れがたまっていると免疫力が低下します。

睡眠と栄養をしっかり取る事で風邪予防、中耳炎予防になります。

そして中耳炎になっても治りが早いでしょう。

dbreen / Pixabay

抗生剤を飲めば大丈夫?

うーーん、微妙なところですね。

最近では中耳炎はウイルスと細菌がセットになって感染すると言われています。

抗生剤は細菌には効果がありますがウイルスには効きません。

 

よって、抗生剤が特効薬かと言われると怪しいところで抗生剤を使わない病院も増えてきているようです。

そんな理由で全く使わない国もあります。

おススメの治療法はこれだ!

湯舟でゆっくりする

病院でネブライザーというものをした事がありますか?

ホースから煙が出ているものです。

あれ、実は薬も入ってないこともあるんです。

例えば水です。

正確には生理食塩水ですが、まあ水です。

あれ、水を超音波などで水蒸気にして喉や鼻を潤したいんです。

そうやって、鼻水を出しやすくする?

もちろん、それもありますが、もう一つ大事な役目は粘膜の繊毛を活発にするのです。

先ほど、タバコの煙で繊毛の動きが弱る話をしましたね。

繊毛が弱ると免疫力が低下するんです。

なので、浴槽でゆっくりして、ゆっくり水蒸気を吸い込みながら、鼻水もどんどん出す。

 

そうやってバイキンをバイバイしながら、免疫力も高めるんです。

光熱費を考えないなら、シャワーで長く入る方が効果的です。

重症化するとどうなる?

難聴や感染によるめまい、髄膜炎など多くの合併症を引き起こす事があります。

しっかり対処して、長引かせない、繰り返させないようにしましょう。

痛み止めがない

先ずは冷やしましょう。

耳の裏側あたり、痛い部分を氷をハンカチに包むなどして、少し冷やしましょう。

痛みを訴えきれない子どもなら機嫌が悪く耳を触る仕草をします。

夜は炎症値が高くなりやすいので、特に痛がる傾向にあるでしょう。

Ben_Kerckx / Pixabay

中耳炎のまとめ

1.中耳炎は予防が大事。

2.風邪予防しよう。

3.睡眠と栄養を取ろう。

4.タバコはNG。

5.早く治す為には鼻をきれいにしよう(鼻をすすらない、蒸気で洗い出す)

キーワード:子ども 泣く 機嫌悪い 原因 赤ちゃん 乳幼児

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