インフルエンザの新事実。予防方法をアップデート 令和の常識医学

インフルエンザの予防でマスクもうがいもは効果ありません。

予防接種以外で日頃から出来る予防といえば

「うがい 手洗い マスク」ですよね。

その中でも、みんながやっているのはマスク。

ここで1つ面白い実験を教えましょう。

マスクだけの100人、手洗い100人、うがい100人。

一番、予防が出来たのは?

手洗いです。

マスクとうがいは大きな効果が得られなかったのです。

原因はいくつかあると思います。

詳しく見ていきましょう。

マスクに頼りすぎ

言葉は悪いですが、みんなマスクしとけば良いみたいになってません?

下手したら風邪予防じゃなく、変装とか、すっぴん隠しに使う事が多くなってますよね。

みんなマスクを軽く見てるというか、変な安心感と手軽さで日本では爆発的に普及しました。

手軽だからこそ、取り扱いも注意しなくなりましたよね。

先ず、マスク装着と脱着で触れていいのはヒモだけです。

これをやってない人が非常に多い。

特に外す時、ゴミ箱に捨てる時にクシャッとしてポイ。

いやいや、アウトです。

そしてマスクはどうしても横に隙間が出来たり、息苦しくて少し外したりしますよね。

ウイルスはそれを見逃しません。

マスクをしている安心感と引き換えに手洗いがおろそかになったり、ウイルスへの注意が薄れています。

voltamax / Pixabay

そもそもウイルスは空中に浮遊なんかしていない

ウイルスは咳やくしゃみで10万~200万個が放出されます。

しかし、そのほとんどが大気中のホコリや水分とくっついて重くなり下に落下します。

なので、マスクで予防は意味がないんです。

そんなことより、下に落ちたウイルスが手に触れたりドアノブについてますから、手洗いしたほうが予防は間違いなく出来るんです。

うがいも意味はありません

うがいは何のためにやりますか?

喉の粘膜についたウイルスを洗い流すため?

いや、喉についたウイルスが体内に侵入するまでに数分しかありません。

もし、効果を出したいのなら、10分起きにうがいが必要になります。

塩うがい?鼻うがい?

そんな事より、一回でも多く手洗いをしてください。

インフルエンザの予防には手洗い1択です

これまで効果が無い根拠を述べてきましたが、唯一の効果は手洗いです。

石鹸がないから、後にしようとかダメです。

流水で構いません。

定期的にあらいましょう。

もちろん石鹸などあれば使いますが、極端な事を言えば何かを触れる度に洗うぐらいの気持ちです。

そしてアルコール消毒について。

オキコソ(おきなわ子育て大学)的にはアルコール批判ばかりしてきました。代わりの次亜ビームというものを強く推奨してきました。

 

感染予防におススメの消毒剤。これで感染対策が出来ます。令和の常識医学

(朗報)インフルエンザにはアルコール効果あります!

インフルエンザウイルスはエンベローブウイルスといって、

うーーん、膜?に覆われています。

ノロやロタは反対にノンエンベローブウイルスといって・・

いや、今度にしましょう。

とにかくアルコール有効です。

但し気を付けてそのアルコール使用法は間違ってますよ

最近は病院や公共施設の入り口などに置いてある事も多いですね。

手洗い後に仕上げにアルコールというパターンも多いですが、皮膚が濡れていては意味がありません。

水で薄まって消毒に必要な濃度を保てません。

しっかりと水滴は拭き取ってからアルコールですよ。

johnhain / Pixabay

インフルエンザの予防は湿度調整がカギというウソ

よく冬の乾燥した季節にウイルスは蔓延するから室内の湿度を70%に保ちましょうなどありますが、

令和の常識としては湿度は関係ないというのが主流になりそうです。

湿度90%の部屋 70%の部屋 50%の部屋 40%の部屋と4つの部屋に分けて感染の有無を調べると、

大きく差が見られないデータが出始めています。

そもそも、なぜ乾燥すると良くないかわかりますか。

ウイルスは水が好きです。

大気が乾燥しているとウイルスは行き場所が見つかりません。

そこで人間の喉や鼻など水分が多い場所に飛び込むのです。

KeithJJ / Pixabay

水分を取りましょう

まず、乾燥する事での一番のデメリット、それは繊毛の働きが悪くなるからです。

喉や鼻の粘膜にある繊毛(イソギンチャクみたいな)は乾燥すると動きが悪くなるのです。

繊毛はバイキンが侵入してきた時にワサワサと動いて痰にするなどして排出を促します。

なので、ウイルスの侵入を防ぐと同時にこまめな水分摂取で繊毛運動を活発にすることが大事です。

冬になると喉の渇きに気付きにくくなり繊毛運動が弱くなりがちなので喉が渇いてなくてもコップ1杯でも繊毛は元気になります。

ronymichaud / Pixabay

インフルエンザの予防は結局は何をしたらいいの

・何かに触れる度、1時間に1度などルールを決めて手洗いをすること。

・石鹸がなくても流水で洗う事。

・アルコールは水気を拭き取ってから擦りこむこと

・水分をこまめにとること

・睡眠や食事で免疫力を維持すること

・マスクつけるのなら、正しい方法を身に着ける。かつマスクを過信しないこと。

キーワード:流行 風邪 予防接種 薬局 大事

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